〔第三回〕
NAOMIちゃんチョコマーカーを語る 最終回
リポーター:リポーターのドド美です!きょうは、AOUショーに来てます!うわぁ、すっごい人ですねえ。局所的に。それでは早速リポートしてみたいと思います!
リポーター:それじゃ、5EGAブースの担当さんに色々聞いてみたいと思います!
NAOMI:NAOMIちゃんで〜す!
リポーター:えっとお、NAOMIさんは非常に狭い世界でトップ街道驀進中のごく一部で有名な女優さんなんですよぉ。
NAOMI:はっはっは。殴るぞ小娘。その他大勢で終わってしまえ。
リポーター:あはははははははは。
NAOMI:あはははははははは。
マネージャー:あの、今のは編集と言うことで、、、
カメラクルー:あー、OKッス。適当にやっときますから。
リポーター:で、今日、2月22日はあのマクロ覇亜怒社が自信を持って送り出す、YBOYの発売日ですが、どこにあるんですかぁ?
NAOMI:あるかボケェ!電車賃やるから今すぐ渋谷行け!
リポーター:ええー?でも、ここにGAMEチューヴあるじゃないですかぁ?あれ?名前が違う。あと、形も、、、
NAOMI:なあ、小娘。この業界で生きて行きたければネタにしてはいけないものがあることを知れ。関西方面から刺客くるぞ。
リポーター:ドド美難しくてわかぁんなぁい。
マネージャー:あの、コレには一切触れないって事で。怖いですから。
カメラクルー:あー、OKッス。撮影しませんから。職失いたくないッス。
リポーター:それではゲームの方をプレイしてみたいと思います!と、その前に何ですか?あのパンツ丸出しで「一撃でクリヤー!」とか叫んでる女の子は。
NAOMI:ゲーセンで金使ってくれる分だけアンタより上客よ。ストーカー男がウザイけど。
リポーター:パンツごときでモテモテですねえ。対抗してドド美、ゲーセンに芸能人水泳大会で着た水着で行きますね。ポロリ。
NAOMI:絶対にやめろ。迷惑だ。
マネージャー:あの、一般のゲーセンにあんな子いませんから。
カメラクルー:あー、OKッス。OKッス。
リポーター:それではゲームの方をプレイしてみたいと思います!えっとぉ、チョコマーカーっていうんですか?これ。
NAOMI:いきなりこれかよ!?もっと最初に紹介すべきゲームがあるだろうが!イニGとか、メイヅとか!
リポーター:ええー?だってドド美、並ぶの面倒だしぃ〜、これ空いてるしぃ〜。
NAOMI:空いてるのが事実でもにぎわってるように捏造するのがプロだろうがっ!自覚あんのかっ!
リポーター:それじゃ、プレイしますね。えーっと、ゲームの説明はっ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 、、、、と、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。
リポーター:ドド美、難しくてわかんなぁい。
NAOMI:取っ付きが悪いのは認めてやるが、さっきのパンツ丸出し女、一撃でクリヤーしてったぞ。
リポーター:ドド美、頑張る。えーっとぉ、何で、ムササビが「通りすがりの借金取り」と戦わなくちゃいけないんですかぁ?
NAOMI:ちょっとプレジデントマナべ〜。いるんでしょ〜。正座〜。
いたずらに人心を不安にさせるキャラはやめろって256回くらい言っただろ!!ゴルァァァァ!!!
マネージャー:あの、このキャラは映さないということで。
カメラクルー:あーOKッス。倫理的に微妙ですからね。
リポーター:あん!ゲームオーバー!よくわかんない内に終わっちゃいましたぁ。ドド美、超つまんなぁい。
NAOMI:ケンカ売ってんのかゴルァア!
リポーター:と、言うことで、セガさんが作ったチョコマーカーでした。
NAOMI:別にウチが作った訳じゃないわよ。作ったのはエコールよ。
リポーター:なんでセガさんのゲームじゃないのにセガブースにあるんですかぁ?賄賂でももらってんですかぁ?
NAOMI:もらうかボケェ!!エコール如きで人生踏み誤りたくないわ!
リポーター:でもなんか扱いイイですよぉ。垂れ幕あったりとか。
NAOMI:あのな、小娘。お前の目の前に赤信号で道を渡ろうとする三才児がいたとしよう。お前ならどうする?
リポーター:あぶなーい!って言って止めますねえ。
NAOMI:それがエコールだ。
NAOMI:さらに小娘。お前が道を歩いていて目の前にだ、バナナの皮ですべって転んで顔面を殴打してドブにはまって財布を落として上から鉄骨が落ちてくる。そんな人がいたらどう思う?
リポーター:究極に運の悪い人だと哀れになりますねえ。
NAOMI:それがエコールだ。
NAOMI:曲がりなりにも業界トップシェアのブースで豪華な垂れ幕作ってやって、4台も出展してやってこうして大女優のNAOMI自ら取材の説明までしてやってんのに、「通りすがりの借金取り」などと倫理的に物議を醸しそうなキャラをゲーム中に組み込んでみたりする常軌を逸した行動。あまつさえ、集計出版社の手違いで会場アンケートの出展機種リストに記載されていないという驚異的な運の無さ。それに対して、集計出版社にアンケートやり直せと無茶な抗議しようとするビジネス感覚の危うさ。オマエ、そういう時はフツー、ソフトの発売時にメダルジャーナリーの表紙にしてもらうとか10ページの特集記事にしてもらうとかの裏取り引きで手打ちだろ?
リポーター:で、これ、いつ発売されるんですか?
NAOMI:、、、、、、、、発売されないかも。、、ゴホゴホ、と、とにかく!!こういう会社は正しき道に導いてやるべきと思わんか人として。
リポーター:えっとぉ、ドド美よくわかんないけど、エコールというのがすごい会社だって事だけわかりました。
マネージャー:あの、今のは、、、
カメラクルー:あー、OKッスOKッス。テキスト長すぎ。思わず飛ばし読みしたッス。
リポーター:えっとお、そろそろ時間なんでとなりのブース行きまぁーす!!説明ありがとーございましたー!オバサン。
NAOMI:コロス!!
リポーター:いやーん!他メーカー社員進入禁止の隣のブースに逃げ込むですぅ〜!
NAOMI:ああ!そこは治外法権!!覚えてろ小娘!!
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―――そして放映日―――
リポーター:リポーターのドド美でーす!今日の特集は、コンパニオン特集でーーす!うわぁ!お姉さんすっごいセクシーなコスチュームですねぇー!・
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NAOMI:、、、、ゲーム機1台も映してないじゃねえかよ。
マネージャー:あの、深夜アダルトバラエティ番組に多くを期待するのは間違いということで、、、、。
*この物語はフィクションです。苦情はエコールに。
*この物語は今回で最終回ですが、命知らずなNAOMIライセンシー様サイトからの掲載要望に関してはできる限り応じたいと思いますが、担当者の社会的生命が終わる可能性もありますので素人にはお勧めできません。